春の訪れを感じる今日この頃。 暖かい陽気に誘われて外へ出るのも気持ちがいいですが、グループホームあつた荘では、もうすぐ迎えるひな祭りの準備をしました。
ひな祭りといえば、やはり雛人形。 皆さんにとっては、子どもの頃や親になってから、毎年飾っていた懐かしい思い出がよみがえるものではないでしょうか?
みんなで飾る雛人形
名古屋市の有形文化財に指定される古民家で利用者さまが生活されているあつた荘、雛人形も今時は中々お目にかかれない七段の立派なものです。

久しぶりに目にする七段飾りの雛人形に、「わあ、懐かしい」「昔、うちにもあったわ」と嬉しそうに眺める方や、そっと触れて確かめる方の姿がありました。


飾りつけも皆さんで協力。 中でも、お父ちゃん世代の方々は「足場を組むのはお手のもの!」と、見事な手際でバランスを取りながら組み立ててくださいました。
他の皆さんも、小物を持たせたり、人形を並べたりと、それぞれの個性が光る楽しい飾りつけになりました。
ひな祭りの思い出話
飾り終えた雛人形を前にして、皆さんの表情がさらに和らぎます。 「立派だねぇ」「すごいねぇ」と感嘆の声が上がる中、「思い出して泣けてくるわ」と目を潤ませる方も。


ちなみに「片付けるの遅くなってもいい?」と聞くと、 「良い良い!もうお嫁に行く予定もないから!」と笑いがこぼれました。
こうして、雛人形を囲んで過ごす時間は、ただの飾りつけ以上に、懐かしい思い出を語り合う大切なひとときになりました。
皆さんの素敵な笑顔に、春の訪れを改めて感じる一日でした。 ひな祭り当日も、楽しくお祝いしましょうね!